そもそも、物語全体を乙女げーにありがちな立ち絵(私は紙人形のデジタル版だと思っている)をひらひらした演出ではなく、あえて全画面文章で表示したのには理由があるです。
それは、Divaのお話と世界観自体が立ち絵演出にむかないからなのです・・・。
プレイした方ならわかるかもしれないのですが、紙人形で演出をつくるよりも、文章で頭の中で想像してもらったほうが、より印象に残るのではないかと思いまして。
確かに、市販されているゲームの中には、立ち絵でもなんとか工夫をして、戦闘シーンをそれらしく見せているものもあります。しかし、やはりどうしても安っぽい演出は否めない。
立ち絵ひらひらゲームも好きなんですけど、会話などのやりとりならともかく、戦闘シーンとか立ち絵をそれっぽくすばやく後退させて「っくっ・・・!」とか・・・
ううーん・・・まあ、立ち絵でもやってみればできなくはないんですけどね・・・。
立ち絵演出は、印象が弱いというか・・・
異形が迫ってくるシーンとか、異形の気持ち悪い立ち絵を描いてどんどん迫らせるのか、とか。
これだと、文章ではいくらでも演出できるけど、立ち絵演出には限界があります・・・。
物語部分でも、普通の会話シーンとかなら別にいいんですけど。当初立ちえ演出と文章演出を混合でつくっていて、ただみずの氏のほうからどっちかに統一したほうがいいだろうということで、文章演出にしたわけなのです。
なので、好感度サブ話や料理や会話イベント、特定キャラルートは立ちえ演出にしてあります。
ただ、文章だけだったのにいきなりキャラが出てもとまどうと思うので、物語部分には多めにスチルを配置する予定です。
いわゆる、ラノベを読んでいるような感覚で、プレイしてもらえればと思っています・・
昨今、絵と声優のネームバリューだけで中身のない女性向けゲームが多くはびこるようになってきて、本当に恋愛ゲームが好きな人がプレイしてがっかりしたという声をよく聞く様になりました。せっかくイラストは綺麗なのにもったいないことです。
女性向け恋愛ゲームの男性キャラやお話も、イラストに加えて魅力ある人物にしてくれたらなあと思います。